DOCTOR'S FITNESS NEWS

末端肥大

　『末端肥大』とは言っても今回は成長ホルモンの過剰分泌の話ではありません。

　外国人の一流スプリンターを見ると、ふくらはぎが細くて大腿部が太く、臀部の筋肉も非常によく発達しています。それは体の中心に近いボリュームのある筋肉を良く使えているからだという話をよく耳にします。必ずしもそういう競技ばかりでもありませんが、そういった意味で股関節のトレーニングが積極的に行なわれたりします。

　が、運動を指導する機会の多い自分はふくらはぎの筋肉が良く発達しています。2006年に足関節の骨折をした際に一旦細くなりましたが、特別トレーニングをせずに元の太さに戻っていました…。運動の効率で言えば良くないのかもしれませんね。

　しかしトップアスリートでもなく怪我の影響も無い自分にとって不都合な事は特にありませんでした。強いて言えば学生時代に乾燥機にかけて縮んだサッカーソックス（通称伸び悩みソックス）がきつかった事くらいでしょうか。

　しかし最近は何かと不都合が生じています。マッサージ師の職業病みたいなものですが、最近前にも増して前腕が太くなってきました。先日購入した細身のシャツを腕まくりしたら、前腕が邪魔をして肘までまくれませんでした…。細身のパンツも試着の際、お尻や太ももがきついのではなくふくらはぎが通らないという事もありました。

　年齢を重ね体型の維持に四苦八苦な今日この頃。バランスの良い体型を目指してトレーニングに励みたいと思います！

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