2007年02月 アーカイブ

スポーツ人・・・(MCAT:三栖英揮)

私三栖はなぜトレーナーになろうと思ったのか??やはりスポーツが好きだからです。それに対してなぜかと聞かれると・・・好きなんです(答えになってないですね)
 多くの方々、仲間のおかげで今スポーツ人として生きている事を本当に心より心より嬉しく思い、感謝しています。だからこそトレーナーと名乗りスポーツに携わる人、スポーツ○○○やスポーツ専門のなどとスポーツを冠につける職業の人や目指す学生などにはまずスポーツに対して感性をもってもらいたいと常々感じています。

 日々の中で常に意識している事は、『スポーツを尊重する事』『スポーツを超えてはならない』と言う事です。スポーツとはルール、規律があり、それらは歴史があり、それが良くも悪くも文化である。そしてどんなスポーツも選手がいなくてはスポーツとはなりたたないものです。我々はそれを取り巻く大切で重要ですがその一でしかない、スポーツ現場は“純粋”“単純”“明快”でありすごく気持ちの良いものです。結果という一つの答えを出すために、あっているかも分からない様々な方程式を考えチャレンジし続ける。そして時がくれば導き出した方程式の答えがでてしまう、そんな中でスポーツを尊重し、選手を第一に考え、その他のスタッフと共に何がベストで、自分には何が出来るのかを判断し行動する。スポーツ人とはそういうものだと考えています。
“こうしなさい”“こうすべきです”などとプロセスに答えがあるものではなく、最善の結果を導く最善の策を考えなさい、そして結果を謙虚に受け止めなさい、その為には『常に気を配り』『常に考え』『自分で判断し』『決断して行動し』『言動に責任を持つ』こんなの当たり前だと思うかもしれませんが、私は日々本当に難しいと思っています。考えが自分本位になっていたり、判断したのに決断しなかったり、責任を持つ事に臆病になったり、それでもなんとなくなってしまうのが常です。多くの場合って結果がはっきりとしない事が多くて、プロセスに答えを求めるから、評価って案外いい加減ですよね、雰囲気というか・・・スポーツ人である以上は厳しくありたいものです。

 私の思うスポーツ人とは常に『挑戦する勇気』『学ぶ謙虚さ』『受け入れる広さ』を持つ人間です。

三栖 英揮