2007年09月 アーカイブ

感謝

箕山クリニックが3周年を迎える一週間前に、私は29歳の誕生日を迎えました。どんな縁なのか一番最初に箕山クリニックを訪れたのも3年前の26歳誕生日の日でした。たかだか29年の人生で、たいした経験もありませんが振り返れば初めて1つの環境で3年間様々なこと学ばせてもらいました。さすがに小学校は6年間ちゃんと通いましたが(笑)その後は恥ずかしながら…ただ私は本当に人に恵まれ、多くの方々からありあまるエネルギーと刺激を受けて今日に至っていますが、その中でもこの箕山クリニックとの出会いは、私にとっては本当に、大きな出会い、経験であったと感じます。兎にも角にも曲者ばかり…
 私は以前にも書きましたが『挑戦する勇気』『学ぶ謙虚さ』『受け入れる広さ』こんな姿を常に自然にもてる人間になりたいと思っています。現在そんな人間なのかと聞かれたら当然大きな声で『NO』である。あくまでも目標ですから(笑)
ブログをご覧になられている諸先輩方は何を生意気な事をと思われかねませんが、若輩であるから感ずる事かも知れませんが、いつもこの目標と向き合う事の難しさというか、自分らしく生きることの難しさを感じています。成長するために常に挑戦したい、挑戦を無にしないために学び自分の力としたい、がしかし受け入れるという事は時に屈辱的で耐えがたい時が多くあります。しかしそれは裏を返せば自信のなさの現われであるように思います。私がこの箕山クリニックで何を一番学んだのか、この曲者集団でなにを得たのか、『受け入れることの出来る力とは』なのかもしれないと今思っています。
 年齢、経験、職種と各々立場は違えど、箕山クリニックは全員がプロであると私は感じています。『プロ』という言葉は、使いよう、捉えようによっては非常に曖昧で都合の良い言葉でしかありません、逆に言えばこれだという形や、決まりはないように思います。金銭的な報酬を得てればプロという事ではないし、報酬がなければプロではありません、立場、環境が違えばプロ感も違います。ただ色々なプロの方々と接して共通して感じるのは、評価を得る為の拘りみたいなものを感じます。プロである以上はきれいごとは通じません、自分のフィールドで評価を得て初めて成果といえるではないでしょうか?そんな曲者の中で3年間もまれにもまれ今日現在まだまだ満足なんかはしていませんが『納得』と『感謝』をしています。
私は場は導かれるもので、選ぶものではないと思っています。今日までの自分自身のスタンスが現在の環境に導いている。受け入れがたいならまずは日々の自分を見つめなおす必要があると感じています。今日の環境に感謝しているのだから、今日までの自分には合格点を与えておきます。誕生日プレゼントとして(笑)