目的か手段か

 ブログの更新がだいぶ滞ってしまいました。何度かアクセスを頂いた方、本当にすみません。

 体を動かそうとする人には何らかの動機があります。バレエを習う、ダンスを習う、などの習い事はそれ自体が目的となります。ではジムでのトレーニングはどうでしょうか。ダイエットの為、他の習い事の為、リハビリ目的で…など様々だと思いますが、運動がある目的に対しての手段として用いられている事が共通しています。

 他に目的があるということは大きなモチベーションとなります。ただ、アスリートのような目的の捉え方ばかりではないので、バランスが難しいですね。

 例えば、どこかの関節に痛みが出ないようトレーニングを継続していて症状が割りと落ち着いている場合、トレーニングの内容が目的に沿っていてうまくバランスが保てている平衡状態と考えられます。しかし平衡状態を維持しているときは変化がなく、面白みは余り無い。しかし変化を優先すれば平衡状態が保てなくなり、本来の目的を逸脱してしまう可能性がある…。

 スポーツを職業としている人に対してはトレーニングを完全に手段として用いますが、一般の方には目的は別にあっても完全に手段として用いる事は必ずしもいいとは言えないかもしれません。

 これからも色々迷って経験を積んで行きたいと思います。