冬季オリンピック

 バンクーバーオリンピック真っ只中です。オリンピック中継を観て生活が不規則になっている方もいらっしゃるでしょうか。

 今回のオリンピックは積極的にはテレビ観戦は出来ていないのですが、中継を見た際には今までと違った感覚で見ている自分がいます。やはり自分が関わった事のある選手が出場する競技は純粋な応援になりますが、全体的には競技に要求されるエネルギー機構や動作のエラー等について考えてしまいます。もちろんテクニカルな部分は分からないですし、コーチではないので競技スペシフィックな部分での話ではありませんが、他業種の友人と観戦していたら完全に嫌なヤツです…。

 現在のトレーニング業界は動作を評価する事が求められています。通常は傾向を知る為の決められたスクリーンテストを行なう事が多いのですが、その後は各トレーニング種目を観察しているとその動作からも評価ができます。オリンピックをこのような観点で見れているのはトレーナーとしてはいい事なのかもしれません。

 先日テレビですが、前回の冬季オリンピックでの荒川静香選手の演技を見ました。時間の流れが淀みなくとても滑らかに感じました。毎日スポーツの現場にいると時間の流れがいつもと変わる場面にしばしば立ち会います。やはりスポーツは生観戦に限ります!いつかオリンピックも生で観戦してみたいものです。